緊急事態宣言が出たころに話題になった本です。
この本は人間の本質的なことが書かれています。
生き方のヒントとか。
こういう本は普段あまり読まないから
凄く興味無くて面白い本でした。
ただ私には難しくて、でも深すぎて
あと3回くらい読みたい本です。
20年以上前に書かれた本ですが
この中に
たとえば、抗生物質の出現と衛生学の発達によって感染症などは完全に制圧し終えたふうに思いますが、必ずしもそうではないのではないか。
新種のわれわれの目に見えないウイルスや、これまでになかった病原体が出現したのではないでしょうか
このようなことも書かれていました。
印象に残った内容で
歯の健康について書かれていました。
いつまでも丈夫な歯をもちたければ
しっかり磨くことは大事だけど
果たしてそれだけでいいのか?
例えば甘いものを食べたら虫歯になるという強迫観念の中で、食後すぐに立って歯を磨く人が
いつまでも丈夫な健康な歯でいられるのか?
食後のゆとりを楽しむ心の余裕さえなくなったら
歯の状態もよくないよ。体も心も繋がっているから。という説。
お年寄りでも自分の歯があって丈夫な方の歯って
必ずしも綺麗にみかがれているわけじゃなかったりする。
菌との共存じゃないけど人間の自然の治癒力にも任せる。
もちろん歯みがきは大切で歯垢を取り除くことは歯の健康につながるけれども、
それが全てではきっとなくて、
甘いもの食べてゆったりくつろいでうとうとする、、みたいな心のゆとりも歯の健康につながっているのではないか?
人間の心と体のバランスを大事にしよう。
という話。
これを読んでて確かにそうだなぁと思いました。
哲学っぽい話がわりと好きなので。
例えば毎日病院食みたいな料理を食べていたら病気にならないか?というとそんなわけではないし
逆に、毎日コンビニ弁当を食べてても病気しない人もいるよなぁ、、そんなことを考えてました。
プラスとマイナス、生と死、楽しいと苦しい、暑いと寒い、など
その両極端のどちらかだけ、ではなくてどっちもあるという考え方。
物事をいろんな面でみる、
固定観念に囚われてはいけない、
テレビの情報やCMで言ってることが必ずしも全てではないよなって改めて思いました。
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